自然分娩至上主義

カテゴリー │和痛分娩のデメリット

自然分娩至上主義








和痛分娩のデメリットについて書きましたが、身体的なデメリットより正直この方が大きい気がします




それは「和痛(無痛)分娩に対する周囲の理解不足」ということ







私も仲のいい友人や母親などには事前に「今度は麻酔使うよー」とさらっと簡単に話していましたが、それ以外の人には敢えてこちらからその話題は出していませんでした





「えっ、麻酔なんて使って大丈夫なの?」

とか

「自然分娩じゃないとかわいがれないって言わない?」

というような言葉が返ってこないか心配だったから…






和痛分娩に対して否定的な言葉が返ってきたときには

「そうだね、でも私痛いの苦手だから」

と簡単に受け流していましたが、内心やはり落ち込みました









日本ってまだまだ痛みに耐えてこそ母親だ、という考えの人が多いと思うんです

(私の思い込みだといいんですが)




だって、「お腹を痛めて産んだ我が子」なんて言葉があるくらいですし





長い陣痛の苦しみを経て産まれてきた子こそかわいい、麻酔を使うなんて…と暗に言われたこともありました





こう言われてしまうと、ただでさえデリケートになっている妊婦さんは、麻酔を使う私っていい母親じゃないのかしらなんて思ってしまうこともあると思います






私は自然分娩で出産した1人目の子と、今回和痛分娩で出産した2人目の子のかわいさに違いがあるとは全く思えません

どちらもとてもかわいい自分の子です









出産は人生で何度も経験できることではないですし、自然にしろ和痛にしろ、私は産婦さんが自分自身でしっかり選択したお産ならどちらでもいいと思っています






ひとりでも多くの人が和痛分娩がどんなものか知ってもらい、もっと理解が進むといいなと思います




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