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これから和痛分娩はメジャーなお産になりえるのか?

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ひさしぶりにこちらのブログを更新します

私が和痛分娩で次女を出産してからもうすぐ2年が経とうとしています

あれから私は和痛分娩のことを特に隠すことはなく、周囲に聞かれた際にはその体験を話すようにしています













私が和痛分娩したときの様子を話すときは特に誇張せずに

■麻酔を入れたあとは痛みを全く感じなかったこと
■冷静に出産から後処置まで終えられたこと
■出産後の育児がスムーズに始められたこと

を伝えているつもりです

その話をすると、初産、経産婦問わず「そんなに痛くないんだね、私もやってみたい」と言う人が多いです

しかし、あれから周囲で何人も出産をしていますが和痛分娩、もしくは無痛分娩で出産したという話は私のまわりでは聞いたことがありません

それは単純に和痛分娩を行っている病院が少ないからなのか、費用の問題からなのか、それとも妊婦さんの意志で和痛分娩を選択しないのか、もしくは周囲の反対があるのか…

理由はわかりませんが、日本で「和痛分娩」がメジャーなお産とされるのはまだまだ先のことのようです


もちろん全ての産婦さんに私が経験したような痛みのない安全なお産ができるという保証はありませんが、今でもとても素晴らしい出産だったと自信をもって言えるので、もっとこの和痛分娩という形が広まっていけばいいなと思っているのです




和痛分娩を終えて~まとめ

カテゴリー │沖縄で和痛分娩






今回の和痛分娩は私にとってとても素晴らしい体験でした




まず出産への恐怖がほとんどなく当日を迎えられたこと

そして出産後の身体の回復がとても早かったこと

それから、冷静に出産を終え赤ちゃんとの対面を楽しめたこと





このことは和痛分娩なしでは経験できなかったことです






ただ、第1子は普通分娩で出産をしているので

その経験があったからこそ和痛分娩がどれほど身体に負担が掛からないか

違いをはっきりと感じられたとも思います





ですので、1回目2回目とどちらも違う形で出産ができて

結果的にはよかったと思っています





そしてこれから3回目のお産があるかどうかはまだわかりませんが

もし機会があるとしたらやはり和痛分娩を選択すると思います






お産の形はひとそれぞれ

みなさんが納得できる素晴らしいお産が体験できるよう

私の経験が少しでも参考になればと思います







また短い入院生活について少しまとめた記事もありますので

そちらはまたの機会に載せていければと思います










和痛分娩の費用

カテゴリー │料金









メッセージでよく頂く内容に和痛分娩にかかった費用についてが一番多いので、そちらについても説明したいと思います


和痛分娩の麻酔費用は保険適用外なので病院によって金額は様々ですが、私が分娩した病院の領収書に記載されている金額は下記の通りです



■入院料 78,000円(6日間)
■室料差額 10,000円
■分娩介助料 235,500円
■新生児管理保育料 52,000円
処置・手当料 50,000円
■産科医療保障制度掛金 30,000円
■その他 6,429円
■一部負担金料 23,750円

妊婦合計負担金 485,679円
出産育児一時金 -420,000円

請求金額 65,679円





この内訳で見ると、麻酔の料金と書かれているわけではありませんが、赤文字の「処置・手当料」の50,000円がそれにあたります

和痛分娩の記事でも少し触れましたが、麻酔を一度打つ度に料金が発生するわけではなく、分娩全体を通して何度麻酔を使っても、また日をまたいでも料金は一律50,000円でした



またこの病院は以前はもっと麻酔の金額は安かったようですが、最近値上げしたようです

それでも県外の病院に比べるとまだ安い方に入ると思いますが、やはり保険適用外ですので、一時金の補助を入れてもほぼ確実に実費が発生します


ただ、私が払った入院費用の合計はは麻酔と促進剤などを入れても合計で65,679円ですので、これを安いと見るか高いと見るかは人によりけりですが、私個人の感想から言うととても安いと思います

50,000円で分娩の恐怖や痛み、産後の回復の早さが得られるのなら、次回も(次回出産するかどうかはわかりませんが)絶対に和痛分娩を選びます



これが100,000円、200,000円となるとまた少し考えると思いますが…






和痛分娩を終えて~育児スタート

カテゴリー │沖縄で和痛分娩








さて、このような流れで私は2回目の人生の大仕事を終えたのですが和痛分娩のおかげでほとんど痛みを感じないままでした


麻酔の効果は思った以上で、麻酔が効いているとは言ってもやっぱり痛みは多少なりともあるんだろうなと思っていましたが

記述したとおり麻酔を入れてもらってから分娩後まで痛みは少しも感じません


縫合をしたので、麻酔が切れた後は傷が少し痛みましたが、痛み止めはもらえるのでこちらも特に問題ありませんでした

というより、痛み止めがなくても我慢できる範囲でした




おかげで、出産後翌日には私は新生児室と自室を普通に歩きながら移動したり、赤ちゃんを立って抱っこしながらあやしたり、もちろんお風呂やトイレも自分で行くことができました




実は出産は産んだあとが本番と言ってもいいくらいで、2時間おきの授乳にオムツ替え、沐浴にお着替えにと、赤ちゃんのお世話でお母さんは忙しい日々がすぐに始まります

大仕事を終えた後も休む暇もないのです


そんなときに出産後のヘロヘロな状態で、しかも傷が痛くトイレやお風呂に行くのも大変な身体であれば、泣く赤ちゃんをお世話しながらこっちが泣きそうになってしまいます




それが出産後すぐにベストとも言える体調で育児にすぐ臨めたのは、和痛分娩のおかげと私は自信を持って言えます


出産当日~出産を終えて

カテゴリー │陣痛・分娩









分娩室から陣痛室に戻るのも、もちろん同じベッドのままです

ベッドの足や手すりは元に戻され、楽な姿勢でしばらく休んでいました






身体の状態のチェックをして、トイレに行った後(トイレが自分でできたら部屋に戻ってもOK)自室に戻る許可が下りました


その間、赤ちゃんは新生児室で同じように色々とチェックを受け、ガラス越しに家族と対面しています







私も部屋に戻り、赤ちゃんと早く過ごしたいなあと思っていたのですが、麻酔を使っていて身体の痛みはないとは言え、出産という大仕事を終えたのだからとりあえずしばらくは横になっていた方がいいよ、と母から言われました

確かに痛みらしい痛みはどこにもないのですが(縫合した傷も全く痛くありません)、今からずっと赤ちゃんと一緒だし、眠れるときに寝ておこう!ということで部屋で夕食をとった後、しばらくベッドに横になっていました




この間、麻酔は徐々に抜け、ひとりで起き上がって歩き回ることもできるようになってきていました


少し傷の引っ掛かるような痛みを感じるようにはなってきていましたが、あまり気になるようなものではありません





しばらく休息を取った後、看護師さんに頼んで赤ちゃんを部屋に連れてきてもらい、カンガルーケア後の対面をしました

生まれた直後のしわしわから、ふにゃふにゃの新生児の顔になっていてとてもかわいいです

もう一人前にオムツをしているのが不思議な感じでした




抱っこをしたり話しかけたり、赤ちゃんとの時間を満喫したあと、今晩まではゆっくり休むことにして、赤ちゃんは新生児室に戻っていきました